【ADlab(アドラボ)】被写界深度について
写真を撮っていると良く聞かれるのが、後ろがふわっとぼけている写真ってどうやってとるのですか?と聞かれます。
被写界深度を理解すれば、自分のイメージ通りのボケ感のある写真が撮れるようになります。
また風景写真のような場合は周りの様子をはっきりと伝えられるように全体にピントが合った写真を撮ることも出来ます。
被写界深度を調整する方法を身につければ、画面の中のどの要素にも焦点を合わせることが出来ます。
焦点は被写体を強調する働きがあります。その理由は、見る人ははっきりしているものに目を引かれ、ぼやけた対象は見過ごしてしまう傾向があるからです。
背景をぼかした写真を撮る
背景をぼかした写真は、長い焦点距離のレンズで絞りを浅くして撮影します。
画面全体にピントを合わせる
景色などの写真は広角の焦点距離の短いレンズで広い画角にして、レンズの絞り値を大きくする(F22とか)ことで手前から奥側の細部にまでピントが合った写真を撮ることが出来ます。
次のイラストは、「絞りと被写界深度」、「焦点距離と被写界深度」、「撮影距離と被写界深度」のそれぞれの関係を表したものです。
以上、被写界深度についてのご案内でした。
ご参考にしてみてください。


河口湖の日の出

筆者の愛犬のポートレート